日本マインドフル・リーダーシップ協会
法人概要
名称:一般社団法人 日本マインドフル・リーダーシップ協会 (Japan Institute for Mindfulness in Leadership)

目的:ビジネス、医療、教育などの分野で働く人々およびそれらの分野における
組織体でリーダー的立場にある人々に対するマインドフルネス瞑想の啓蒙活動、
マインドフルネス瞑想の指導・普及活動、マインドフルネス瞑想の効果に関する
調査研究活動、マインドフルネス瞑想指導者の育成などを通し、社会全体の利益
の増進に寄与すること。

設立:2014年1月31日

代表者:理事長 椎名照雄 (イー・アソシエイツ株式会社代表取締役)
理事:バーディアン・田中・淳子 Junko Vardijan
理事:池田陽子
顧問:ジョン・カバットジン博士

所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル8階(イー・アソシエイツ株式会社内)      

※米国連絡事務所 代表 バーディアン・田中・淳子(当協会理事)
 住所 100 W. 5th Street, Apt 613, Royal Oak, MI 48067 U.S.A.


法人設立趣旨
 
 マインドフルネス瞑想は、宗教色がなく、キリスト教文化圏の人々にとっても違和感のない瞑想法として、 特に今世紀に入り欧米諸国で急速に普及し、現在では病院、企業、学校、刑務所、スポーツチーム、官公庁などを含む社会の様々な組織で広く取り入れられています。
 
 既成概念に囚われない創造的思考能力、明晰な思考能力、集中力、精神的な落着き、他者への共感性などの強化、 改善に対するマインドフルネス瞑想の効果が近年の脳科学やfMRIなどの科学技術の発展によって、科学的・客観的に 証明されるようになったことが、マインドフルネス瞑想が西欧社会で広く受容されるようになった背景にあると考えられます。
 
 一方、日本国内では、心理学、精神医学、心理療法等の関係者など一部の人々を除き、マインドフルネス瞑想は 全く認知されていない状況にあります。企業においては従業員のメンタルヘルス、勤労意欲、ハラスメント、 学校においてはいじめ、病院においては医療従事者のストレス等々、日本の様々な組織とその構成員である個人が抱える問題に対して、 マインドフルネス瞑想は具体的かつ根本的な解決策を提示するものと私達は考えます。
 
 そのような考えに基づき、私達は、ビジネス、医療、教育などの分野で働く人々およびそれらの分野における組織体でリーダー的立場にある人々に対するマインドフルネス瞑想の啓蒙活動、マインドフルネス瞑想の指導・普及活動、マインドフルネス瞑想の効果に関する調査研究活動、マインドフルネス瞑想指導者の育成などを通し、社会全体の利益の増進に寄与することを目的に、 一般社団法人日本マインドフル・リーダーシップ協会を設立することといたしました。
代表理事からのご挨拶
 
 
 私達は、社会的存在としての立場や役割のなかで生きていくなかで、日々様々な問題に直面します。それらの多くが簡単に解決できる問題ではありません。一方、会社や家族からは、経営者、社員、家族の一員としての責任と義務をしっかり果たすことが求められています。しかも、時間に関する寛容性が日々失われていく現代において、短期的な成果や解決を示すことが求められています。
 そのようななかで、多くの人々がストレスに悩み、場合によっては鬱状態に陥ってしまうのも驚くに値しません。また、そのような閉塞状態のなかでは、創造的な思考やチャレンジ精神の発揮も期待できません。このような現状は、個人のみならず組織やコミュニティにとっても不幸なことと言わざるを得ません。
 
 個人と組織が抱えるこのような問題を解決するための糸口として、マインドフルネス瞑想が欧米諸国において近年注目を集めています。特に今世紀に入り、米・英両国の企業、官公庁、学校等を含む様々な組織・団体がマインドフルネス瞑想を積極的に導入し、その効果が広く認知されるようになるとともに、効果に関する科学的な調査・研究も進んでいます。
 日本国内では、心理療法分野を除き、マインドフルネス瞑想は殆ど知られていません。仏教の瞑想法を源流とするマインドフルネス瞑想が、現代において、日本に先んじて欧米社会で普及し始めているのは皮肉な現実と言わざるを得ません。90年代の不幸な事件が、瞑想ということばに日本人が警戒感を抱く原因になったことは想像に難くありませんが、それを乗り越え、宗教的要素を排除した今日のマインドフルネス瞑想を日本社会の様々な分野に導入することは、冒頭に述べた、個人と組織の両方にとって極めて有意義なことと考えております。
 私達は、様々な組織において、肩書きではなく、他者に影響を及ぼす能力と意欲を持った方々を真のリーダーと考えています。多くのリーダーの方々へのマインドフルネス瞑想の普及を図ることにより、組織と個人の双方が、ストレスの減少、創造性の強化など様々なメリットを享受されることを願っております。

 一般社団法人 日本マインドフル・リーダーシップ協会 代表理事 椎名 照雄

代表理事のプロフィール
椎名 照雄 Shiina Teruo

◇マインドフルネス瞑想との関わり
会社経営を行う一方、難病を発症した妻の介護を行うなかでマインドフルネス瞑想に出会う。ジョン・カバットジン博士が開発したMindfulness Based Stress Reduction(MBSR)プログラムを同氏が解説したFull Catastrophe Livingから瞑想体験を深める上で大きな示唆を受ける。2012年11月に同氏が日本でワークショップを行った際に通訳サポートを通して同氏の知遇を得る。2013年5月に同氏の招きで米国でのMBSR指導者を対象とする7日間リトリートMBSR Professional Training Retreatに参加し研鑽を重ねる。2014年1月、ジョン・カバットジン博士の強い勧めのもとに、同氏を顧問に迎え、マインドフルネス瞑想の日本国内での普及を目的とする非営利の一般社団法人日本マインドフル・リーダーシップ協会を設立。

◇プロフェッショナル・キャリア
1970年上智大学経済学部卒業。英国、米国、およびオーストラリアの金融機関において、個人向け銀行業務、貿易金融、コーポレート・ファイナンス、プロジェクト・ファイナンス、仕組債開発、トレーディング、デリバティブなど、ほぼ全ての金融サービス分野で25年にわたる経験と実績を積んだ後、1994年に独立。仏教を学ぶ傍ら、翻訳会社、リテールバンキング業務コンサルティング会社、IR支援会社を立ち上げる。現在、IR支援会社、イー・アソシエイツ株式会社代表取締役。個人向け銀行業務、エネルギー・デリバティブ、広報・IR、金融英語、英語文法等に関する著書・訳書計8冊(東洋経済、ジャパンタイムズ等から出版)。
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